面接で要注意人物は、どんな人物か。
それは面接時【質問がない】人だ。
例えば、家を探す際のことを考えてみる。
自分が仮にマイホームでも、賃貸でも住む場所を選ぶ際には
とても慎重に選ぶだろうし、納得する場所を選びたいはず。
その際に、質問もせず営業に勧められたままの物件で
決めたら後悔することは多々あるだろう。
なぜ、失敗するかというとネットに溢れている情報だけで、
理解した気になって決めてしまうからである。
ネットに溢れた情報だけを収集してしまうと、
良く見せようとする情報の方が集まりやすい。
それもそのはずで情報を発信する側は、
意図を持って伝えたい情報を発信するからである。
それは、採用においてHPや求人情報ともなればなおのこと。
企業は世間に良く見られたいし、求人情報もよく見せたいもの。
求職者がいい情報だけを信じて面接に来てしまうのは、
致し方ない部分もあるかもしれないが、
それは求職者も質問を通じて確認する必要がある。
面接時に質問がない人や質問の質が低い人ほど、
「思っていた企業じゃなかった」
とミスマッチが生まれて会社を早くに去っていく傾向は高いだろう。
もちろん選んだ場所(就職先)を正解にしていくチカラも大切だ。
また、質問がない人は、
面接をしている側としても
「質問が出てこないってことは、入社意欲はあるのだろうか?」
とテンションも下がるはずである。
優れたインタビュアーのすごいところは、
ネットで得られた情報をほぼすべて網羅したうえで、
ネットに載っていない質問や深堀していくところにある。
質問は意欲の表れなのだ。
質問があってもその内容がしょぼかったら、
入社してからもしょぼいままの可能性は高い。
なぜなら、入社してからよりも入社する前の方が本気度は高いはずだし、
入社後に仕事を覚えていく際のスピードは、質問力に直結するはずだからである。
面接時に【質問がない】人は要注意人物。
質問がしょぼい求職者にも要注意。