第二新卒者の◯◯◯◯◯◯◯という人が増加

新卒入社をして3年以内に転職活動を行う人を第二新卒という。

早期離職率が増加傾向にあり、第二新卒者が転職活動を行うことも珍しくなくなった。

第二新卒が増加傾向にある背景で、

第二新卒者の【前職で騙された】という人も増加傾向にあると感じる。

20代の方と面接で話をすると、

「新卒入社する際に、聞いていた話と違った。」

という声を頻繁に聞くようになった。

例えば、

・内定時の希望勤務先と別の勤務先だった。

・職種が内定時と変わって別の職種だった。

・雇用形態が入社したら違った。

…など他にもたくさん聞く。

企業側も採用難で必死だから切羽詰まっている。

大前提の話だが企業側が騙したり、嘘をついたりするのはよくない。

そのような企業は淘汰されていくべきだと思う。

しかし、学生側も【騙された】と被害者としていくら叫んでも自己責任になってしまう。

売り手市場の現代で何万社という企業がある中であくまでも選ぶ側は学生にある。

いくらでも情報収集できるこの世の中で、

ありとあらゆる理由を差し置いて1社に絞ったのは自分自身なのだ。

例えば、企業選びよりもたくさんの選択肢がある結婚詐欺も似ている。

結婚詐欺にあった人が、次の結婚相手(パートナー)に対して、

「私は詐欺にあって騙されたことがあるんです。」

と言われたパートナー側は、同情はするもののプラスに働くことはあまりないだろう。

むしろ、騙されやすい人なんだな。と思われて警戒される恐れもある。

結婚詐欺に限らず、詐欺や騙される人というのは、騙されやすそうと狙われて行われる。

学生においても騙されやすそうだと判断されて騙されている。

ここに気づかない限り、一生騙され続けやすい人生を送ることとなる。

騙されたと気づいて肝心なことは、次回以降騙されないための対策を練ることだ。

就活がうまくいった人の情報収集をしたり、

振り返って企業側の怪しかった部分はなかっただろうかなどを思い返してみる。

第二新卒者の【前職で騙された】という人が増加傾向にある。

就活対策には、騙されない対策も含まれるようになった。

結婚は結婚した後が始まりなのと同様に、

就活も就職した後が始まり。