目標の立て方は、◯◯型と◯◯型が得意な人に別れる

面接で聞く内容は主に2つである。 

過去の経歴と未来に何がしたいかである。

過去の経歴を簡単に言い換えるとその人の自己紹介。

未来のやりたいことを簡単に言い換えると志望動機。

その内、未来のやりたいことに対して重要な一つの要素として、

その人がきちんと目標が立てられるかという点が挙げられると思う。

なぜなら、目標だけやたら高く(ビッグマウス)

何も行動に移していない人もいれば、

目標は一切なくただ生きていれればいいという人もいる。

どちらも欲しい人材かと言われれば、考えものなはず。

目標を立てる大事さについては、

ここでは一旦控えておき、目標の立て方において

2つの型があり得意・不得意について記載したいと思う。

それは、目標の立て方は、【逆算型と積立型】が得意な人に別れる

ということである。

逆算型は、未来の目標を決めて、

例えば、10年後に起業したいという目標を立てたら、

10年後起業するためには、

5年後はこんな状況になっておかなければならない、

3年後はこんなスキルが必要、1年後はこんな勉強をしている…。

など、将来の目標を軸に

今は何をするべきかを算出していく方法。

一般的には、この考え方が普及されているように思う。

一方で積立型というのは、

突き進んでいった結果何か転換点があって、

それをもとに短期的な目標を追い求めていくという方法。

例えば、海外へとりあえず行きたいから行ってみた。

海外に行ったら貧困という問題に向き合って、

NPO法人を立てるのが目標になった。

NPO法人を立てるには資金や、仲間が必要だから、

一旦は他の団体に属してみよう。

学びを得て無事NPO法人を立てたけど

多くの資金が必要なことに気づき、

営利団体の株式会社を設立しよう。

…など、行動して何か刺激を受けた結果、

その都度目標を立てて行動をしていくという方法。

行動力が凄い人がそうだ。

恐らく周囲を想い返せば、あの人はこっちのタイプだろうな

という人も思い浮かぶのではないだろうか。

どちらが良くて、どちらが悪いという話ではなくて、

結論、どちらも大事だと思う。

ただ、人によっては目標の立て方に対して、

得意・不得意が偏ってる傾向に思えるので、

ここでは、まず目標の立て方が2つあるということだけでも

理解できればよいのではないだろうか。

また、一概に言えないけれど、

傾向として、男性は逆算型が得意なのに対して、

女性は、積立型が得意であるように思える。

これも仮説ではあるが、昔の獲物を狩る時代は、

男性は遠い獲物を狩る為に戦略を立てる必要があり、

先読みし逆算の思考回路が得意になったと考えられる。

マンモスを狩る為に1時間後決行。

仲間・武器の手配、合図の号令共有など…。

きっと狩る計画を立てて実行していたのではないだろうか。

一方、女性は目の前の子供を育てる為に

身近な世話を必要としていた。

赤ちゃんの世話、気候の変動対応、仲間とのコミュニケーション…など

何かをしながらでの同時対応が多く、

マルチタスクが得意になったことが考えられる。

女性は、目の前の煩雑な業務をこなす処理能力が

高い傾向にあると言われている。

ただし、あくまでも傾向である。

目標の立て方は、【逆算型と積立型】が得意な人に別れる。

得意を伸ばして、不得意は周囲に助けてもらったり、

うまくいっている人に習おう。