地頭がいいという言葉と、頭がいいという言葉は、
区別されて扱われている。
地頭がいいというのは、
生まれつきの素質と知識を活用する力が長けていること。
単に頭がいいというのは、
学力がある、知識量が多いこととされている。
面接時に話していて地頭が良さそうだなと判断した場合、
その時によく聞いている質問がある。
それは、【小学校時代】や【中学校時代】
の成績を聞くようにしている。
なぜなら、元々のその人の持っている素質がどの程度なのか、
他人と比較しやすい時期だと思うからである。
頭の良さ、学力があるかは大学のレベル等でなんとなく理解できる。
ただ、その人の素質がどこにあるのかは、
小さい頃の方がきっと判別がつきやすい。
国語・算数・理科・社会・英語…などをとっても、
算数は5段階評価5でも、社会は2だったなんて人もいるだろう。
きっと、その人は数字やロジックに強い
傾向だろうという推測が立てられる。
それが、思わぬ仕事への結びつきや成果に繋がるなんてこともある。
もちろん、先生に嫌われて内申点が下がることもある。
とはいえ、先生の最も重要な仕事ともいえる成績をつけるにあたり、
感情だけでいい加減に決めるということもないであろう。
全体的に頭がよさそうか、悪そうかということも分かるし、
元々オール5だった人が学力の高い大学に進んでいなければ、
何かしらの事情があったのか、単に勉強をサボっただけなのかも聞けば分かる。
私の身の周りでは、
小さい頃から学力が高かった人は、学力の高い進路に進んでいたし、
小さい頃から学力が低かった人は、学力が低いなりの歩みをしていた。
小さい頃から普通の学力の人は、普通の進路に進んでいたのが多数だった。
多くの人は普通である人が就職をする為に面接へ進むから、
その中で、自頭がいいと感じたら質問をすればいい。
素質を知りたければ、【小学校時代】や【中学校時代】の成績を聞く。