AIに仕事が奪われると身近に感じる人も増えてきた。
特に若い世代は考える機会が増していくであろう。
今回は3つのポジションについて考えてみたいと思う。
・肉体労働
・管理職
・経営者
どのポジションがより早くに奪われていくか。
結論から述べたいと思う。
それは、【管理職】だと考える。
肉体労働といえば、建設現場、介護、清掃、ホスト
…などが当てはまるだろうか。
このような仕事はまだAIには置き換わりづらく
むしろこれから価値が高まっていくだろう。
人間にしかできない細部の現場仕事はまだまだ残るはずである。
つまり、肉体労働の仕事はこれから徐々に
賃金も高くなることが予想される。
では、管理職とはなんだろう。
管理職といえば、課長や部長などが挙げられるが、
そもそも課長職や部長職は職種ではなく役職のことである。
よく面接でも
「 課長職をやってきました 」
「 課長職ならできます 」
という人もいるが、あくまでも役職がもらえたのは、
前職という環境だったからで、
転職先でも、課長の役職に就いてうまくいくとは限らない。
むしろ求められるハードルや期待も高く、
よほど優秀な人でないと最初から結果はなかなか出せないし、
そもそも、具体的にどんな仕事ができるかを伝えなければならない。
課長職は仕事そのものではなく、職種でもない。
あくまでも課長職とは役職のことである。
それはさておき、管理職とはマネージャーを含め、
経理、労務、事務…などが当てはまるだろう。
冒頭でも記載したように【管理職】は、
AIに仕事が早くに奪われていくだろう。
いや、もうAmazonでも9000人近くの管理職がレイオフされ、
アメリカのIT企業を中心に徐々に管理職が解雇され始めている。
つまり、ホワイトカラーと呼ばれる
【管理職】がAIに仕事が奪われていく。
管理職がしている仕事は何か。
正しいか正しくないか、〇か×かを判断するのが、
主な仕事であることが多い。
データ上で行われている仕事が多いという特徴もある。
最後に経営者は、AIに取って変わりづらいポジションである。
経営者の仕事は、主に意思決定や事業推進をする仕事。
AIはアイデアや企画を出してくれるのは得意かもしれないが、
実際に決断をして事業推進をしていくのは人間が行うもの。
AIは買い物をする際に最適案を出してはくれるかもしれないが、
実際にそれを買うか、買わないかを決めるのは人である。
そもそもAIは正しいか、正しくないかの判断は得意だが、
正解がないものを選択する決断は不得意である。
好き、嫌いや直感というのは人間に備わっているもので、
実際に実行するのは人間が行う。
もう仕事を奪われる未来がすぐそこにある。
いや、逆をいうと人が仕事をしなくてもいい未来が
思ったよりも早くにくる。
人間が豊かに、好きなことをしたり、
遊んで暮らせる世の中になる日がきっとくる。
AI時代で仕事が(より早くに)なくなるポジションは【管理職】

