面接をする際に見るべきポイントはどこかについてよく相談を受ける。
面接時に見るべきポイントは、
【言葉ではなく、行動や経歴】が重要と伝えるようにしている。
面接で企業側が何を聞いているかといえば、
多くはその人の過去(経歴)と未来(期待)の部分を聞きたくて質問をしている。
過去の経歴については書類に記載してあるから、まさしく「行動や経歴」にあたる。
そして、特に注意してみるべきポイントは、
「未来」に対する「言葉」には注意を払った方がいい。
なぜなら、シンプルだけれども言葉ではどうにでも誤魔化すことができるからだ。
「入社したらとにかく頑張りたい(今までは頑張れなかったけど…)」
「入社したら仕事に熱中したい(今までは熱中できなかったけど…)」
そのような言葉や似たような「気持ち」の言葉をたくさん聞いてきた。
ただ、「今まで」が最も重要な点であり、社会にでたら「今まで」が評価される。
今までが、学歴や経歴となり、サボったり、頑張れなかったらその分だけ年を重ねて、
チャンスを掴みづらくなるのが、この世の中である。
これも極端な例だけれども、殺人を10人10回犯してしまった経歴の人がいるとする。
口では、今後は絶対に殺人は犯しませんと言っても中々信用はできないはずである。
そのような人を積極的に雇いたいと思う人はいないだろう。
あくまでも極端な例だけど、経歴は詐称しない限り誤魔化せないけど、
言葉ではいくらでも誤魔化そうとすることはできる。
過去の経歴こそがその人の人生であり、その時点で過去や経歴を変えることはできない。
学歴や職歴などの経歴をお手軽に変えたり、お金で買えないからこそ価値があるとも言える。
逆を返せば、今までの経歴に自信がない人は、
言葉で想いを伝えることで突破するしか道はない。
企業側は厳しいようにも聞こえるが採用するということは、
ご存じの通り大事だからこそ、面接で見るべきポイントも大事にした方がいい。
面接時に見るべきポイントは、【言葉ではなく行動や経歴】が重要。