就活に限らず、現在働いている社員の中にも「 うちの会社はブラックだ! 」
と、悲鳴を上げている人達がいる。
ネット上では自分だと認知されないことをいいことに、
「 ブラック 」と連呼している人もいる。
だが、よく考えてみると、ブラックと叫んでいる本人は就活のとき、
必死に会社選びをしたその時点では、自分自身が1番ベストだと思った会社を選んでいるはず。
また、最初は少なからずとも熱を帯びて、
「 働きたいです! 」と頼んでの入社だったはず。
にも関わらず、入社してから
「 思っていた仕事じゃなかった 」
「 一緒に働く人の性格が悪い 」
「 環境がキツい 」と、ブラック呼ばわりする。
たしかに、働き方が異常すぎるところも中にはあるかもしれない。
そんな会社は、もちろん改善をしていくべきである。
ただ、入社前は数ある企業の中でその時点では、
自らが最もベストだと思って入社したのだから、
少なくともその時に望んで選んだのは間違く自分自身である。
その事実をふまえた上で、「 ブラック 」と
不満を漏らすのは、自己責任のなにものでもない。
誰でも仕事でつらい経験をすることはあるだろう。
上手くいかなくて落ち込むときもあるだろう。
思わず会社の不満を漏らしたくなる時もあるだろう。
だけど、いかなる理由を差し置いても入社時段階では、
最も自分にとってベストな会社を選んだ自分をまずは受容しよう。
それでも、心の底からブラック企業だと本心で思うのなら、
さっさと辞めて独立や転職でもしてしまった方がいい。
本当にしんどいと感じたら精神が病んでしまうその前に、
入社当時その企業をベストだと思い、選んだ自分の実力不足を認めつつ
就活時に頭を下げて頼み込んだあの日の自分を思い返してみよう。
ブラック企業を選ぶのは、【自分自身】