マネジメントとは、◯◯◯◯すること

マネジメントとは 、何かを簡単に説明してくれる人は少ない。

なぜなら、今はマネジメントをしている管理職も

元々、プレイヤーだった人が多く、

管理職というものを経験しながら独自で学んでいく人が多いからである。

マネジメントの何が難しいかというと、

人の要素が大きく起因しているからである。

人には、各々の性格や能力に差があるから

これ!といった正解が中々見つからないのが難しい。

具体的なテクニックももちろん色々あるが、

ここでは、マネジメントは一言でいうとこれ!

という内容を書いてみたいと思う。

マネジメントとは、【1×1<3】であると考える。

どういうことか、普通は「1×1=1」である。

ただし、マネジメントにおいては、

1の資源と1の資源を掛け算すると3にも10にも100にも

なって成果が得られるということである。

つまり、いかに今ある資源を活用して、

元ある以上の成果へ繋げていくかを真剣に考えて実行する事。

例えば、マネジメントの仕事において部下のモチベーションを

高めることも重要なマネジメント業務といえる。

ある上司が部下のモチベーションを高めるマネジメントが得意だとする。

高めたモチベーションが1⇒3になったとする。

すると、元々「1×1=1」だったものが、「3×1=3」となり、

マネジメントにより高い成果が得られたことに繋がる。

あくまでも例えで分かりやすく【1×1<3】にしているが、

本当はもっとたくさんの色んな要素が相まっている。

例えば、営業会社の元々の状態が

「1(モチベーション)×1(営業手法)×1(チーム内ノウハウ)=1」

という状況だったとしよう。

かなり優秀なある管理職がチームを担うことになり、

下記の状況へもっていけたとしよう。

「3(モチベーション)×2(営業手法)×3(チーム内ノウハウ)=18」

・チーム内のモチベーションを高める施策を行う

・従来の営業手法に+α簡易的に追加して実行

・他業界から得た画期的な成功例をチーム内で共有し実行

上記のように、今ある資源をプラスに活用して、

高い成果へと繋げることがマネジメントだと考える。

マネジメントが下手な管理職であれば、

「-2(モチベーション)×1(営業手法)=-2」

という本来得られる業績よりも下がってしまうこともあるだろう。

経営マネジメントにおいても、同様のことがいえるだろう。

人材・モノ・資金・情報・時間…などあらゆるものをいかに

マネジメントしていくかで業績は伸びたり、悪化したりする。

マネジメントとは、決して「管理」することだけに留まらない。

マネジメントとは、【1×1<3】にしていくこと。

無論、自分自身をマネジメントすることもできる。