なぜ、【管理職】になりたがらない【若者】が増えているのか?
それは、責任を取りたくないという人が増えているからだと思う。
もしかしたら、若者だけに限らないかもしれない。
責任を取るということは、どういうことか。
一言でいうと失敗を認めることだともいえる。
例えば、親子関係では、親がこどもの責任を取る場合、
こどもの失敗を肩代わりするということ。
国家関係では、戦争が終わる時は、
誰かが負けを認めて失敗の責任を負うこと。
仕事関係では、上司が部下の失敗を肩代わりして、
責任を取って謝罪や何かしらの対応ををすること。
よくニュースで企業の謝罪会見を見る時は、
失敗をした当の平社員の本人は責任を取ってカメラ上では謝らない。
大抵は社長がカメラ上で謝っているケースがほとんどである。
つまり、部下の失敗は上司のものともいえる。
社長や上司の仕事を一言で例えると、
責任を取ることといっても過言ではない。
ただし、部下の手柄は上司のものになりやすいし、
一般的には上司は部下によく働いてもらってお金は上司の方が稼いでいる。
よくできた関係ともいえる。
どちらがよくて、どちらが悪いということでもないと思う。
最近よく耳にするZ世代が失敗をしたがらないのは、
管理職になりたがらない人の増加に繋がっているのではないか。
責任をできるだけ取りたくないという生き方もあるし、
責任をできるだけ取って生きたいという生き方もある。
一つ言えるのは、
時代はできるだけ責任を取らなくても生きていける、
生きやすくなる世の中になってきている。
なぜ、【管理職】になりたがらない【若者】が増えているのか?
責任を取らなくても生きていける時代になりつつあるから。

