ある会社の営業社員さんのインタビューで
素晴らしいなと感じた内容があった。
それは、結果にこだわりすぎず、
【成長】の【過程】を重視する
ということだった。
特に営業社員は、数字を意識する職種である。
数字というのは、売上や利益のこと。
たしかに、営業職は数字を持ってきてなんぼの世界。
利益を持ってこれない営業職は立場が非常に厳しい。
私も営業をしてきたし、経営もしているので
営業の数字や結果がすべて
というくらい大事なのは激しく理解できる。
ただ、数字ばかりを意識しすぎると、
営業職個人でも、企業でも
よくないことが起きると考える。
世の中には流れが存在すると思う。
導入期~成長期~成熟期~ 衰退期という流れである。
マクロでみれば国。
ミクロでみれば人間。
日本でいうと、
第2次世界大戦後(導入)~高度経済成長(成長)
バブル絶頂(成熟)~人口減少の現在(衰退)
人間でいうと、
赤ちゃん(導入)~青年(成長)
中年(成熟)~老人(衰退)
というようなサイクルである。
数字や結果が大事というのは前提だけれども
数字、結果で追われ意識し続けると、
例え数字の目標を達成し続けても、
一生成長フェーズとなってしまう。
それは、自然な流れに則ってないから
高すぎる目標の維持やフェーズを
間違えると不幸を招く可能性が高い。
老人(衰退期)に対して鞭を打って、
走らされ続けてたら酷な話だと思うだろう。
適した時期に、適した行いをしないと幸せになれない。
つまり、結果=成長、数字=成長という捉え方のみを
してしまうとどこか歪みが生じてしまう。
今の日本もどこか似ている気がする。
本当は、成熟期や衰退期にもかかわらず、
いつまでも成長し続けようと無理をしている。
日本は世界で最も早く人口減少に直面する先進国として、
途上国のロールモデルとなる未来を提示しなければならない。
一度既存の成長という枠を捉えなおして、
変革して導入期への転換をするのか。
成熟期、衰退期なりの政策で捉えた方がよいと思う。
マスメディアでは、成長という言葉が連呼されているが、
果たして正しいサイクルでの正しい政策なのか。
数字や結果だけに固執せず、
成長の過程を楽しめる人や企業が
豊かで実りある成長ができるだろう。
結果にこだわりすぎず、
【成長】の【過程】を重視する。

